中高一貫校の定期テストで平均点以下が続いたら?成績を立て直すための学習計画

「中高一貫校に入学してから、定期テストで平均点以下が続いている」
「数学も英語も苦手になり、どの教科から勉強すればよいか分からない」
「学校の授業についていけなくなっているのではないかと心配」
「このまま高校へ進学しても大丈夫なのだろうか」
中高一貫校に通うお子様について、このようなお悩みを抱えている保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
福岡大学附属大濠、西南学院、上智福岡、筑紫女学園など、福岡市内の中高一貫校では、学校ごとに授業進度や使用教材が異なります。
中学受験を経て入学した生徒の中には、小学生のころは比較的勉強が得意だったという生徒もいるでしょう。
しかし、中学校に入学してから、周囲の学習水準や授業の難しさに戸惑うことがあります。
特に、数学と英語の両方で平均点以下が続くようになると、学校の宿題を終わらせるだけで精一杯になり、苦手な部分を復習する時間が不足してしまう場合があります。
また、複数の教科で成績が下がっていると、何から勉強すればよいのか分からなくなることもあるでしょう。
しかし、定期テストで平均点以下が続いているからといって、その後の成績まで決まるわけではありません。
大切なのは、現在の成績を正しく確認し、何を優先して改善すべきかを考えることです。
すべての教科を一度に立て直そうとするのではなく、必要な学習を整理し、できることから取り組むことが重要です。
今回は、福岡市中央区六本松の個別指導塾「福岡塾」が、中高一貫校の定期テストで平均点以下が続く原因と、成績を立て直すための具体的な学習計画について解説します。
1.中高一貫校で平均点以下が続くのは、学力が低いからなのか
まず、確認していただきたいことがあります。
それは、定期テストの平均点以下という結果だけで、本人の学力を判断しないことです。
例えば、数学の定期テストで60点を取ったとします。
学校の平均点が75点であれば、平均点を15点下回っています。
一方、別の学校で平均点が45点だった場合、同じ60点でも平均点を15点上回ります。
このように、同じ点数であっても、学校や試験によって評価が異なります。
特に中高一貫校では、学校独自の進度や教材に合わせて定期テストが作成されることがあります。
そのため、点数や平均点だけを比較しても、学習内容をどの程度理解できているのかは十分に分かりません。
また、中学受験を経験した生徒が集まる学校では、周囲の生徒も一定の学習経験を積んでいることがあります。
小学生のころには上位だった生徒が、中学校では平均点以下になることも考えられます。
ただし、平均点以下が続いていても、すべての教科や単元を理解できていないとは限りません。
数学の計算問題は解けているものの、応用問題が苦手なのかもしれません。
英語の単語は覚えているものの、英文法が理解できていないのかもしれません。
大切なのは、平均点との比較だけでなく、どの問題が解けて、どの問題が解けなかったのかを確認することです。
2.複数教科で平均点以下になる5つの原因
定期テストで複数の教科が平均点以下になっている場合、教科ごとの理解不足だけでなく、学習方法そのものに問題がある可能性があります。
特に確認したいのは、次の5つです。
① 学校の授業についていけなくなっている
中高一貫校では、学校によって授業進度が速い場合があります。
例えば、数学の新しい単元に進んでいるものの、以前に習った内容を十分に理解できていない状態です。
このような場合、授業で新しいことを学ぶたびに、分からない部分が増えてしまうことがあります。
英語でも同様です。
英単語や基本文法を十分に覚えていないまま、新しい文法や長文読解に進むと、理解が難しくなる場合があります。
② 学校の宿題を終わらせることが目的になっている
学校から出される宿題や提出物は、学習内容を理解するための大切な教材です。
しかし、提出期限に間に合わせることだけが目的になってしまう場合があります。
例えば、数学の問題集を20ページ提出する必要があったとします。
最後まで終わらせたとしても、間違えた問題を解き直していなければ、十分な理解につながらないことがあります。
提出物を終わらせることと、自分で問題を解けるようになることは同じではありません。
③ 得意教科ばかり勉強している
勉強が苦手になっている生徒の中には、自分が解きやすい問題や得意な教科から取り組む生徒もいます。
もちろん、得意な教科を勉強することも大切です。
しかし、数学や英語などの苦手教科を後回しにし続けると、理解不足がさらに広がる場合があります。
特に、以前に学んだ内容を使って新しい単元を理解する教科では、復習が必要になります。
④ 定期テスト直前になって勉強を始めている
定期テストの前日や数日前になってから、慌てて問題集を始める生徒もいます。
しかし、複数の教科を短期間ですべて復習することは簡単ではありません。
数学や英語では、暗記だけでなく問題演習が必要になります。
理科や社会でも、用語を覚えるだけでなく、内容を理解することが求められる場合があります。
そのため、日ごろから少しずつ復習することが大切です。
⑤ 勉強の計画を立てていない
複数教科で成績が下がっている場合、学習計画そのものが十分にできていないこともあります。
何を勉強するのか。
いつまでに終わらせるのか。
どの教科を優先するのか。
こうしたことが決まっていなければ、その日の気分によって勉強する内容が変わってしまいます。
勉強時間を確保するだけでなく、学習内容を管理することも重要です。
3.平均点以下の教科が多い場合、何から勉強するべきか
複数教科で平均点以下になっている場合、すべての教科を一度に立て直そうとすると、負担が大きくなることがあります。
そのため、まず優先順位を決めることをおすすめします。
ただし、単純に点数が最も低い教科から勉強すればよいとは限りません。
例えば、次のような生徒を考えてみましょう。
数学:35点(平均点65点)
英語:42点(平均点60点)
国語:55点(平均点62点)
理科:48点(平均点58点)
社会:60点(平均点70点)
この場合、すべての教科が平均点以下です。
しかし、平均点との差を見ると、数学が30点、英語が18点、その他の教科が7〜10点となっています。
この生徒の場合、まず数学の理解不足を確認することが考えられます。
次に、英語の単語や文法に問題がないか調べます。
国語、理科、社会については、学校の授業内容や問題集の復習を継続します。
もちろん、これは一つの例です。
提出物の期限や試験範囲、本人の得意不得意によって、優先順位は変わります。
重要なのは、すべての教科を同じように勉強するのではなく、改善すべき内容を整理することです。
4.数学と英語を優先して立て直したい理由
中高一貫校で複数教科の成績が下がっている場合、数学と英語の理解度を早めに確認することをおすすめします。
その理由は、数学と英語が以前に学んだ内容を使いながら、新しい内容を理解していく教科だからです。
例えば、中学2年生で連立方程式が苦手だったとします。
その原因が、中学1年生で学んだ文字式や方程式の理解不足にある場合、連立方程式の問題だけを繰り返しても十分な成果につながらないことがあります。
必要に応じて、以前の単元まで戻ることが大切です。
英語でも、基本的な英文法を理解できていなければ、その後の長文読解や英作文が難しくなることがあります。
例えば、次の英文です。
He doesn't play soccer.
(彼はサッカーをしません。)
この英文では、doesn'tの後に動詞の原形を使います。
中学2年生や中学3年生になっても、このような基本的な文法を十分に理解できていない場合があります。
この状態で難しい長文問題ばかり解いても、英文を正しく理解することが難しいかもしれません。
そのため、数学と英語については、現在の授業内容だけでなく、以前に学んだ基礎を理解できているか確認することが重要です。
ただし、進級条件に関わる教科や、提出期限が近い課題がある場合は、それらを優先する必要もあります。
数学と英語の基礎を立て直しながら、他の教科も必要な学習を継続することが大切です。
5.数学の成績を立て直すための具体的な方法
数学で平均点以下が続いている場合、まず学校の定期テストを見直します。
特に確認したいのは、基本問題でどのくらい失点しているかという点です。
例えば、数学の定期テストで35点だったとします。
その中で、計算問題や公式を使う基本問題を多数間違えている場合は、基本的な理解不足が考えられます。
このような生徒には、最初から難しい応用問題に取り組むことをおすすめしません。
まず、教科書の例題を確認します。
次に、学校の問題集の基本問題を解きます。
間違えた問題があれば、解説を確認した後、もう一度自分で解き直します。
このとき大切なのは、答えを見ずに最後まで解けるか確認することです。
例えば、二次方程式であれば、
x²-5x+6=0
という問題があります。
この式を因数分解すると、
(x-2)(x-3)=0
となります。
したがって、答えは、
x=2、3
です。
この問題が解けなかった場合、因数分解ができないのか、それとも二次方程式の解き方が分からないのかを確認します。
原因によって、必要な復習は異なります。
数学の学習では、単に問題数を増やすのではなく、どこでつまずいているかを確認しながら進めることが重要です。
6.英語の成績を立て直すための具体的な方法
英語で平均点以下が続いている場合、まず次の3つを確認します。
英単語を覚えているか。
基本的な英文法を理解しているか。
短い英文を正確に読めるか。
例えば、次の英文を考えてみましょう。
I want to study English.
(私は英語を勉強したいです。)
この英文の意味が分かる生徒でも、次の日本語を英語にできるとは限りません。
「私はもっと数学を勉強したいです。」
正しい英文は、
I want to study math more.
です。
このように、日本語から英文を作る練習をすると、英文法を理解できているか確認できます。
また、英単語の学習も重要です。
最初から大量の単語を覚えようとするよりも、毎日10〜15語程度を目安に、継続できる量から始めることをおすすめします。
ただし、適切な語数は学校の課題量や本人の理解度によって異なります。
一度覚えた単語でも、翌日には忘れていることがあります。
そのため、新しい単語だけでなく、以前に覚えた単語も繰り返し確認することが大切です。
中高一貫校でNEW TREASUREなどの教材を使用している場合は、学校の試験範囲を確認し、単語、文法、教科書本文の理解を組み合わせて学習します。
単語の意味が分からないまま本文を丸暗記するのではなく、英文の構造を理解したうえで学習することが重要です。
7.理科・社会・国語はどのように勉強すればよいか
数学と英語を優先して学習する場合でも、理科・社会・国語を放置してよいわけではありません。
それぞれの教科に合った勉強方法を考える必要があります。
理科の勉強方法
理科では、用語を覚えるだけでなく、実験の内容や現象の仕組みを理解することが重要です。
例えば、化学の計算問題では、公式を覚えるだけでなく、どのような条件で使うのかを理解する必要があります。
物理でも、公式の意味を理解せずに数字を当てはめるだけでは、少し問題が変わると解けなくなる場合があります。
学校の教科書や問題集を使い、基本的な内容から確認することをおすすめします。
社会の勉強方法
社会では、重要語句の暗記に加え、出来事の背景や因果関係を理解することが大切です。
例えば、歴史であれば、ある出来事がなぜ起きたのか、その後どのような変化があったのかを考えます。
単に年号や人物名を覚えるだけでなく、内容を説明できるようにすると理解が深まります。
国語の勉強方法
国語では、文章を読んで何となく答えを選ぶのではなく、本文のどこを根拠にして答えを考えるのかが重要です。
説明文では、筆者が何を主張しているのかを確認します。
物語文では、登場人物の行動や会話、情景描写などを根拠に心情を考えます。
また、漢字や語彙の学習も継続する必要があります。
このように、それぞれの教科で必要な学習方法は異なります。
すべての教科を同じ方法で勉強するのではなく、何が求められているのかを確認することが大切です。
8.学校の提出物が終わらない場合はどうするか
複数教科で平均点以下になっている生徒の中には、学校の提出物が終わっていない場合もあります。
数学の問題集。
英語のワーク。
理科や社会のプリント。
国語の課題。
これらを定期テスト直前にまとめて終わらせようとすると、復習する時間が不足してしまいます。
そのため、まず提出物の全体量を確認することが大切です。
例えば、数学の問題集が20ページ残っている場合、1日4ページずつ進めれば、5日間で一通り終わらせる計画を立てられます。
ただし、実際には難しい問題に時間がかかる場合もあります。
そのため、余裕を持った計画を立てることが重要です。
また、問題集を終わらせることだけを目的にしないようにしましょう。
間違えた問題には印をつけ、後から解き直せるようにしておきます。
提出物を進めること自体が、定期テストの勉強につながるように工夫することが大切です。
9.定期テストの2週間前から何をするべきか
中高一貫校の定期テスト対策では、学校の試験範囲が発表されてから慌てて勉強するのではなく、日ごろから少しずつ復習しておくことが理想です。
ただし、平均点以下が続いている場合、まずは次の定期テストまでの計画を立てることから始めてもよいでしょう。
ここでは、2週間前からの学習例をご紹介します。
テスト14日前〜10日前
最初に、各教科の試験範囲と提出物を確認します。
数学と英語については、基本問題や重要な単語・文法を優先して復習します。
学校の問題集が残っている場合は、早めに取り組みます。
この段階で、分からない問題を確認しておくことが大切です。
テスト9日前〜5日前
学校の問題集を進めながら、間違えた問題を解き直します。
数学では、基本問題を自力で解けるか確認します。
英語では、単語や文法を復習し、教科書本文を理解できるようにします。
理科・社会・国語についても、学校の試験範囲に合わせて復習を進めます。
テスト4日前〜前日
提出物の期限を確認し、残っている課題を終わらせます。
そのうえで、これまでに間違えた問題を中心に復習します。
新しい難問に長時間取り組むよりも、基本問題を確実に正解できるようにすることが大切な場合もあります。
また、睡眠時間を削って無理に勉強することは避けたいところです。
試験当日に集中できるよう、生活リズムにも気を配りましょう。
10.家庭学習は毎日どのくらい必要なのか
定期テストで平均点以下が続いている場合、保護者様は勉強時間が足りないのではないかと考えることもあるでしょう。
もちろん、学習時間が不足している場合は、勉強時間を確保する必要があります。
しかし、長時間机に向かっていれば、必ず成績が上がるわけではありません。
例えば、2時間勉強していても、その大半を分からない問題を眺めることに使っていた場合、十分な成果が得られないことがあります。
反対に、短い時間でも、目的を明確にして取り組むことで、理解を深められる場合があります。
勉強習慣が十分に身についていない生徒であれば、まず毎日30〜40分程度の復習から始めることも考えられます。
例えば、次のような計画です。
数学:15分
学校で習った基本問題や、前日に間違えた問題を解き直します。
英語:15分
英単語と基本的な英文法を確認します。
学習記録:5分
今日できたことと、翌日取り組むことを記録します。
もちろん、学校の宿題や定期テスト対策には、さらに時間が必要になる場合があります。
重要なのは、勉強時間だけでなく、実際に何を理解できるようになったかを確認することです。
11.学習計画は本人が管理できるようにする
中高一貫校では、保護者様が小学生のころから学習管理を手伝ってきたご家庭もあると思います。
中学受験の際には、塾の宿題や模擬試験の予定を保護者様が確認されていたこともあるでしょう。
しかし、中学校や高校では、少しずつ本人が学習を管理できるようになることが大切です。
例えば、次のような学習記録を作ってみましょう。
今日の学習記録
日付:〇月〇日
今日の目標:
数学の問題集を3ページ進める
英単語を15個覚える
理科のプリントを1枚終わらせる
今日の結果:
数学は2ページ終了
英単語は15個確認
理科のプリントは終了
明日の予定:
数学の残り1ページを終わらせる
数学で間違えた問題を解き直す
前日に覚えた英単語を確認する
このように、目標と結果を記録することで、学習の進み具合が分かりやすくなります。
大切なのは、予定どおりに進まなかった場合、その原因を確認することです。
問題が難しかったのか。
時間が足りなかったのか。
途中で集中できなくなったのか。
原因が分かれば、次の計画を修正できます。
自分で計画を立て、実行し、結果を確認する経験は、将来の学習や仕事にも役立つ力になると考えています。
12.学校の先生に相談することも大切
定期テストで平均点以下が続いている場合、学校の先生に相談することも一つの方法です。
特に、複数の教科で成績が下がっている場合は、学校での学習状況を確認することが重要です。
例えば、次のようなことを相談してみましょう。
授業中の理解度や取り組みはどうか
学校の提出物は期限内に出せているか
特に復習が必要な単元はどこか
次の定期テストに向けて優先すべき教材は何か
進級や成績評価に関して注意することはあるか
学校の先生は、授業中の様子や提出物、試験の出題内容などを把握されています。
家庭では分からないことが見えてくる場合もあるでしょう。
また、保護者様だけで相談するのではなく、可能であれば本人も一緒に考えることが大切です。
自分の学習状況を理解し、何を改善すればよいか考える経験につながります。
13.平均点以下が続く場合、塾には何を求めるべきか
複数教科で平均点以下が続いている場合、塾への通塾を検討されるご家庭もあると思います。
その際、確認していただきたいのは、単に授業を受ける時間が増えるかどうかだけではありません。
特に大切なのは、本人の理解度を確認し、必要な学習を優先できるかということです。
例えば、数学の定期テストで35点だった生徒がいたとします。
その原因が計算力の不足であれば、基本的な計算問題から復習する必要があります。
一方、基本問題は正解しているものの、応用問題が解けていない場合は、問題の条件を整理する練習などが必要になるでしょう。
英語でも、単語が不足している生徒と、英文法を理解できていない生徒では、必要な学習が異なります。
そのため、学校の授業内容を説明するだけでなく、どこでつまずいているのか確認することが重要です。
また、個別指導を受けていても、生徒が自分で問題を解く時間が不足していれば、十分な理解につながらない場合があります。
先生の説明を聞いて理解できることと、自分で問題を解けることは違うからです。
塾を選ぶ際には、授業の説明だけでなく、問題演習や学習管理にどのように取り組んでいるか確認することをおすすめします。
14.保護者は平均点以下が続く子どもにどう接するべきか
定期テストで平均点以下が続くと、保護者様は不安になると思います。
「このまま高校に進学して大丈夫なのだろうか」
「中学受験のときは、もっと勉強していたのに」
「何度注意しても、勉強しようとしない」
このようなお悩みもあるでしょう。
しかし、成績が下がっている原因を確認せずに、勉強時間だけを増やすよう求めても、十分な成果につながらない場合があります。
特に、本人が学校の授業についていけなくなっている場合、勉強すること自体が負担になっている可能性もあります。
そのようなときは、まず何に困っているのか聞いてみてください。
「今、一番難しいと思う教科は何?」
「学校の問題集は自分で解けている?」
「次のテストでは、どの教科を改善したい?」
こうした質問から、本人の考えを知ることができます。
また、すべての教科で平均点以上を取ることを最初の目標にする必要はありません。
まずは、特定の教科で基本問題の失点を減らすことから始めてもよいでしょう。
例えば、数学で35点だった生徒が、次のテストで45点を取れるようになったとします。
まだ平均点以下かもしれません。
しかし、以前は解けなかった問題を自分で解けるようになっているのであれば、それは大切な成果です。
ただし、点数だけで改善を判断するのではなく、試験の難易度や問題の内容も確認する必要があります。
保護者様には、結果だけでなく、本人が何を理解し、何ができるようになったのかにも目を向けていただきたいと思います。
15.中高一貫校で成績が下がっても、進路の可能性がなくなるわけではない
中高一貫校に通っていると、学校の成績や順位を気にすることもあるでしょう。
特に、中学受験を経験している生徒の場合、周囲の学力水準が高いと感じることもあります。
しかし、定期テストで平均点以下が続いているからといって、その生徒の将来の可能性が決まるわけではありません。
数学が苦手でも、国語が得意な生徒もいます。
英語が苦手でも、理科に強い興味を持っている生徒もいるでしょう。
勉強以外の分野で力を発揮する生徒もいます。
一人ひとり、得意なことや興味を持つ分野は異なります。
ただし、学校で学ぶ数学や英語にも、将来につながる意味があります。
問題を理解すること。
自分で考えて答えを導き出すこと。
必要な知識を身につけること。
目標を立てて努力を続けること。
こうした経験は、大学で学ぶときや社会に出て仕事をするときにも役立つ力になると考えています。
福岡塾では、学校の成績だけで生徒の価値を判断するべきではないと考えています。
一方で、学校で学ぶことを通して、できることを少しずつ増やしてもらいたいとも考えています。
まずは、分からなかった問題を一つ理解すること。
昨日は解けなかった問題を、今日は自分で解けるようになること。
こうした小さな成果を積み重ねることが大切です。
16.福岡塾では学校の授業進度と理解度に合わせて指導しています
福岡市中央区六本松の福岡塾では、中高一貫校に通う生徒を中心に、数学と英語の定期テスト対策を行っています。
福岡大学附属大濠、西南学院、上智福岡、筑紫女学園など、学校ごとの授業進度や使用教材を確認しながら指導しています。
福岡塾が大切にしているのは、先生が説明するだけで終わる授業にしないことです。
個別指導で分からない内容を確認し、その後、生徒自身が問題を解く演習の時間を設けています。
例えば、数学の定期テストで平均点以下が続いている生徒の場合、まず基本問題をどの程度理解できているか確認します。
計算が苦手であれば、必要に応じて以前の単元まで戻って復習します。
一方、基本問題は理解できているものの、学校の応用問題で失点している場合は、標準問題や応用問題に取り組みます。
英語でも同じです。
英単語が不足しているのか。
基本的な英文法を理解できていないのか。
長文になると文章の構造が分からなくなるのか。
原因によって必要な学習は異なります。
そのため、学校の進度だけに合わせて授業を進めるのではなく、生徒一人ひとりの理解度を確認しながら学習を進めることを大切にしています。
また、定期テスト対策では、学校の問題集や授業プリントなども重要です。
学校の試験範囲を確認しながら、優先して取り組む内容を整理します。
ただし、学校の問題集を終わらせることだけが目的ではありません。
生徒自身が問題を解けるようになることが、福岡塾の指導で大切にしていることです。
17.成績を立て直すためには、学習管理も必要
複数教科で平均点以下が続いている生徒の場合、勉強の内容だけでなく、学習管理に課題があることもあります。
学校の宿題が終わっていない。
提出物の期限を把握していない。
定期テストの直前になってから勉強を始めている。
このような状態では、十分な復習時間を確保することが難しくなります。
そのため、福岡塾では、学習内容を理解することに加えて、何を優先して取り組むべきかを考えることも大切にしています。
例えば、学校の数学の問題集が残っている場合、どこまで進んでいるのか確認します。
英語の単語テストがある場合は、必要な単語を覚えられているか確認します。
また、学校の定期テストが近い場合は、試験範囲を整理し、優先順位を考えます。
もちろん、最初からすべてを自分で管理できる生徒ばかりではありません。
最初は講師や保護者様が手伝いながら、少しずつ自分で計画を立てられるようになることが大切です。
自分で目標を決め、必要な学習を進めること。
そして、結果を確認して、次の計画を考えること。
こうした力は、学校の勉強だけでなく、将来の仕事や生活にも役立つものだと考えています。
18.まずは一つの教科から改善することを目標にする
複数教科で平均点以下が続いている場合、保護者様はすべての教科を改善したいと考えるかもしれません。
もちろん、最終的には全体の学習状況を改善していくことが望ましいでしょう。
しかし、最初からすべての教科を同時に大きく改善することは簡単ではありません。
そのため、まずは一つの教科から取り組む方法もあります。
例えば、数学の基本問題を確実に解けるようにすることを目標にします。
そのために、毎日15分でも復習を継続します。
学校の問題集で間違えた問題を解き直します。
そして、次の定期テストで基本問題の失点を減らすことを目指します。
一つの教科で学習方法が改善できれば、その経験を他の教科にも生かせる可能性があります。
英語でも、毎日単語を覚える習慣ができれば、他の暗記科目の学習にも応用できるかもしれません。
大切なのは、最初から完璧な結果を求めることではありません。
自分で取り組むことを決め、実行し、その成果を確認することです。
小さな改善を積み重ねることが、学習習慣を変えるきっかけになります。
まとめ|平均点以下が続いても、勉強方法を見直すことはできる
中高一貫校の定期テストで平均点以下が続いている場合、まず現在の学習状況を確認することが大切です。
学校の授業についていけていないのか。
以前に学んだ内容を十分に理解できていないのか。
問題集の演習が不足しているのか。
提出物や学習計画の管理ができていないのか。
原因によって、必要な対策は異なります。
特に複数教科で成績が下がっている場合は、すべてを一度に改善しようとするのではなく、優先順位を決めることが重要です。
まずは、次のことを確認してみてください。
定期テストの答案から失点の原因を確認する
平均点との差だけでなく、基本問題の理解度を確認する
数学と英語の基礎に理解不足がないか調べる
必要に応じて以前の単元まで戻って復習する
学校の問題集を自力で解けるようにする
提出物の期限と学習計画を確認する
毎日少しずつ復習する習慣を作る
学校の先生とも必要に応じて相談する
一つの教科から改善することを目標にする
点数だけでなく、できるようになったことを確認する
定期テストで平均点以下が続いているからといって、その後も成績が上がらないと決まったわけではありません。
しかし、分からない内容を放置していると、次の学習がさらに難しくなることがあります。
だからこそ、早い段階で現在の状況を確認し、必要な内容から学び直すことが大切です。
福岡塾では、中高一貫校の数学・英語の定期テスト対策や、日々の学習方法についてご相談を受け付けています。
「複数の教科で平均点以下が続いている」
「数学も英語も苦手になってしまった」
「学校の授業についていけなくなっている」
「提出物が終わらず、定期テストの勉強ができない」
「どの教科から立て直せばよいか分からない」
このようなお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
福岡塾六本松校
福岡市中央区六本松2丁目10-20
中高一貫校の数学・英語・定期テスト対策
無料体験授業・学習相談受付中



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