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中高一貫校で英語赤点を取ったら 単語 文法 長文読解の立て直し方

執筆者の写真: 福岡塾六本松校
福岡塾六本松校
10 時間前
読了時間: 7分

「中高一貫校に通っているのに、英語で赤点を取ってしまった」


この結果だけを見ると、不安になるかもしれません。けれど、英語の成績は原因を分けて確認すれば、立て直せる科目です。


中高一貫校では、学校ごとに英語の進度や教材が大きく異なります。NEW TREASUREのように語彙量や文法量が多い教材を使う学校では、中学受験後に英語の学習リズムをつかめないまま、苦手が積み重なることもあります。


英語で赤点を取ったときに大切なのは、最初からすべてをやり直すことではありません。単語、文法、長文読解、学校教材の復習のどこで止まっているのかを見極めることです。


今回は、福岡市中央区六本松の個別指導塾「福岡塾」が、中高一貫校で英語赤点を取ったときの確認方法と、単語・文法・長文読解の立て直し方を解説します。


Eye-level view of a Japanese student reviewing an English test paper at a dining table
まずは答案を見直し、失点の原因を分けることから始めます。

英語で赤点を取ったら最初に答案を分けて確認する


赤点の基準は学校によって異なります。何点未満を赤点とするか、補習や追試があるか、成績評価にどう影響するかは、学校の規定を確認する必要があります。


そのうえで、まず見るべきなのは点数そのものではなく、答案の中身です。


たとえば英語のテストが30点だったとしても、原因は一つではありません。


確認する分野

よくある失点の原因

英単語・熟語

意味を覚えていない、スペルが書けない

英文法・語順整序

ルールを理解していない、形を覚えていない

長文読解

単語と文法がつながらず、文の意味が取れない

英作文

文法は知っていても、自分で英文を作れない


英語が苦手になっている生徒ほど、「英語が全部できない」と感じがちです。けれど実際には、単語だけが弱い場合もあれば、文法は分かっていても長文になると読めない場合もあります。


答案を4つに分けるだけで、次に何を勉強すべきかが見えやすくなります。


英単語は見て覚えるだけでは定期テストで使えない


英語が苦手な生徒に最初に確認してほしいのは、英単語です。


英文法を理解していても、単語の意味が分からなければ英文は読めません。たとえば、次の英文を見てみます。


`I decided to continue studying English.`


意味は「私は英語の勉強を続けることに決めました」です。


この文では、`decide` や `continue` の意味を知らないと、文全体の内容をつかみにくくなります。さらに、単語帳では覚えたつもりでも、英文の中に出てくると思い出せないこともあります。


単語は小テスト形式で覚える


単語帳を眺めるだけでは、テストで答えられる力になりにくいです。次のように、自分で思い出す練習を入れましょう。


  1. 1日に10〜15語を決める

  2. 英単語を見て日本語の意味を言う

  3. 答えられなかった単語に印をつける

  4. その日のうちにもう一度確認する

  5. 翌日、3日後、1週間後に再テストする


大切なのは、1回で完璧に覚えようとしないことです。単語は何度も忘れます。忘れた単語をもう一度思い出すことで、少しずつ定着します。


また、中高一貫校の定期テストでは、学校教材や授業プリントから出題されることも多くあります。市販の単語帳だけでなく、学校で扱った本文、単語リスト、問題集の語句を優先して確認しましょう。


英文法は説明を読むだけでなく例文で確認する


英文法で点を落としている場合、ルールを読んだだけで終わっていることがよくあります。


たとえば不定詞を学習しているときに、「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」という言葉だけを覚えても、問題は解けません。


次のように例文で確認する必要があります。


  • `I want to play tennis.`

  • `I have homework to do.`

  • `She went to the library to study.`


それぞれの `to` が何を表しているのか、文の中でどんな働きをしているのかを確認します。


文法が苦手な場合は、いきなり難しい問題に進むよりも、まず基本例文を声に出して読み、語順を確認するほうが効果的です。


文法問題は丸暗記ではなく直し方が大切


文法問題を解いたあと、丸つけだけで終わると同じミスを繰り返します。


間違えた問題は、次の3点を確認してください。


  • どの文法単元の問題だったか

  • なぜその答えになるのか

  • 似た問題が出たら、どこを見れば判断できるか


たとえば三単現の `s` を忘れたなら、「主語が三人称単数か」「時制は現在か」を見る必要があります。比較の問題なら、「比較級なのか最上級なのか」「than があるか」を確認します。


文法は、知識を増やすだけではなく、問題の中で判断する練習が必要です。


Close-up view of handwritten English grammar notes and marked example sentences
文法は例文とセットで確認すると、問題で使いやすくなります。

長文読解は単語と文法をつなげて読む


長文読解で失点している場合、「長文が苦手」とまとめて考えないほうがよいです。


長文が読めない原因は、大きく分けると次の3つです。


  • 単語の意味が分からない

  • 文法構造が取れない

  • 文章全体の流れを追えていない


単語が分からなければ、文の意味はつかめません。文法が分からなければ、主語と動詞の関係が見えません。さらに、一文ずつ読めても、段落全体で何を言っているのか分からないこともあります。


まずは教科書本文を正確に読む


赤点から立て直す段階では、初見の長文を大量に読むより、学校で扱った英文を正確に読むほうが大切です。


次の順番で復習してみてください。


  1. 本文の単語・熟語を確認する

  2. 一文ごとに主語と動詞を探す

  3. 日本語訳を見ずに意味を考える

  4. 分からない文だけ解説や訳を確認する

  5. 音読して英文の流れに慣れる


音読は、ただ声に出すだけではなく、意味を考えながら行います。英文を前から理解する感覚を作るためです。


定期テストでは、授業で扱った本文や類似文が出ることがあります。本文を「なんとなく読める」状態ではなく、単語、文法、内容まで説明できる状態に近づけましょう。


NEW TREASUREなど学校教材は復習の優先順位を決める


中高一貫校では、授業進度が速い学校もあります。福岡大学附属大濠、西南学院、上智福岡、筑紫女学園など、福岡市内の学校でも、使用教材や進め方はそれぞれ異なります。


NEW TREASUREのような教材は、語彙や文法の量が多いため、一度遅れると復習すべき範囲が広く感じられます。


このとき、最初から全ページをやり直そうとすると続きません。まずは次の順番で取り組むと現実的です。


  1. 次の定期テスト範囲の本文

  2. 授業で配られたプリント

  3. 学校指定の問題集

  4. 前回テストで大きく失点した単元

  5. 余裕があれば前学年の苦手単元


目の前のテスト範囲を放置して、前の単元だけを復習すると、学校の授業からさらに離れてしまいます。復習は必要ですが、今の授業内容とつなげて進めることが大切です。


立て直しの勉強計画は1週間単位で作る


英語の成績を戻すには、毎日少しずつ触れることが欠かせません。ただし、最初から長時間の計画を立てると崩れやすくなります。


まずは1週間単位で、次のような計画を作ります。


曜日

学習内容

月曜

学校本文の単語確認

火曜

文法問題を10問解く

水曜

本文を一文ずつ訳す

木曜

間違えた文法問題を解き直す

金曜

単語の再テスト

土曜

長文本文を音読する

日曜

1週間分の間違いを見直す


ポイントは、新しい内容ばかり増やさないことです。英語が苦手な生徒ほど、復習の時間が不足しています。


特に赤点後は、次のテストで急に高得点を狙うより、まずは失点の大きい分野を減らすことを目標にしましょう。


  • 単語問題で半分以上取る

  • 文法の基本問題を落とさない

  • 本文内容の問題で空欄を作らない

  • 英作文は短くても文法ミスを減らす


このように目標を具体的にすると、勉強の方向がはっきりします。


英語赤点からの立て直しは原因を分けることから始まる


英語で赤点を取ると、「もう英語は苦手科目だ」と決めつけてしまうことがあります。けれど、赤点の原因は一つではありません。


英単語が不足しているのか。英文法の理解があいまいなのか。長文読解で文の構造が取れていないのか。学校教材の復習が足りていないのか。


原因が分かれば、やるべき勉強も変わります。


中高一貫校の英語は進度が速く、教材の難度も高くなりやすいです。だからこそ、早い段階で答案を見直し、単語、文法、長文読解を一つずつ立て直すことが大切です。


赤点を取ったことは、英語ができない証明ではありません。今の学習方法を見直すきっかけです。まずは次のテスト範囲の単語と本文から、今日できる分だけ始めてみましょう。


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