NEW TREASUREで伸ばす中学生の英語 効果的な単語 文法 読解の勉強法と福岡塾の個別対策

「NEW TREASUREは単語が多い」「文法説明を読んでも使える気がしない」「本文が長くて、どこから復習すればいいかわからない」。中高一貫校の英語で、こう感じる中学生は少なくありません。
NEW TREASUREは、英語力を高く伸ばせる教材です。一方で、学校の進度が速いと、単語、文法、読解が一気に重なり、理解が追いつかないことがあります。大切なのは、量に押されてやみくもに勉強時間を増やすことではありません。覚える順番と復習の方法を決めることです。

NEW TREASUREが難しく感じる理由を先に知っておく
NEW TREASUREでつまずく原因は、英語が苦手だからとは限りません。教材の特徴と学校の進み方が合わさることで、負担が大きくなりやすいのです。
よくある悩みは次の通りです。
新出単語が多く、前の単語を忘れる
文法用語は聞いたことがあるのに、文の中で見つけられない
例文は読めるが、自分で英文を作れない
本文の意味を日本語訳に頼ってしまう
定期テスト前に範囲が広く、復習が間に合わない
特に中高一貫校では、一般的な中学校よりも早い段階で高校英語につながる内容に触れることがあります。NEW TREASUREはその流れに合った教材ですが、学校の授業を聞くだけで定着するタイプの教材ではありません。
授業で理解し、家庭学習で定着させ、テスト前に使える状態へ戻す。この流れを作ることが、英語を安定させる第一歩です。
単語は一度で覚えようとしない
単語学習で一番避けたいのは、テスト前にまとめて覚えようとすることです。NEW TREASUREでは単語数が多いため、一気に暗記しようとすると、覚えたつもりでもすぐ抜けてしまいます。
単語は「気合い」よりも「回数」です。1回に長く見るより、短い時間で何度も見直す方が続きます。
覚える単語を3つに分ける
すべての単語を同じ重さで覚えようとすると、負担が大きくなります。まずは次の3種類に分けます。
分け方 | 学習の目安 |
すぐ意味が言える単語 | 週に1回確認する |
見れば思い出せる単語 | 2日から3日に1回確認する |
意味も発音もあやしい単語 | 毎日短時間で確認する |
この分け方をすると、すでに覚えている単語に時間を使いすぎずに済みます。苦手な単語だけを何度も見るので、学習時間を増やさなくても効果が出やすくなります。
単語は音とセットで覚える
英単語を日本語の意味だけで覚えると、読解では使えてもリスニングや音読で弱くなります。NEW TREASUREの単語は、英文の中で出てくることが前提です。次の順で覚えると、記憶に残りやすくなります。
英語を見て発音する
日本語の意味を言う
もう一度英語を発音する
教科書の例文や本文で使われ方を確認する
発音が不安な場合は、学校指定の音声教材や先生の発音を使います。自己流の読み方で覚えると、あとで直すのに時間がかかります。
1日の単語学習は短くてよい
中学生にとって、毎日30分の単語暗記を続けるのは簡単ではありません。むしろ、10分でも毎日続く方が強いです。
おすすめは次のような形です。
朝に5分だけ前日の単語を見る
帰宅後に新しい単語を10個から15個確認する
夜に苦手な単語だけを音読する
ここで大事なのは、完璧に覚えてから次へ進むことではありません。忘れる前提で、何度も戻ることです。
文法は例文で理解すると使えるようになる
文法が苦手な生徒ほど、説明文を何度も読もうとします。もちろん説明を読むことは大切です。ただ、それだけでは英作文や読解で使える力にはなりにくいです。
文法は、例文と一緒に覚えると理解しやすくなります。
たとえば現在完了を学ぶときに、「have+過去分詞」とだけ覚えても、実際の英文で迷いやすくなります。
I have lived in Fukuoka for three years.
She has just finished her homework.
Have you ever seen this movie?
このように、文法の形がどんな意味を持って、どんな場面で使われるかを例文で確認します。
例文を日本語に直して終わらせない
例文学習でよくある失敗は、英文を日本語訳して終わることです。NEW TREASUREの文法を定着させるには、例文を少し変える練習が役立ちます。
たとえば、次のように変えてみます。
主語を変える
時を表す語を変える
肯定文を疑問文にする
自分の生活に近い内容にする
`I have lived in Fukuoka for three years.` なら、次のように練習できます。
I have studied English for six years.
My brother has played soccer since April.
Have you lived here for a long time?
小さな変化で十分です。自分で文を作ると、文法が「知っているもの」から「使えるもの」に変わります。
間違えた文こそノートに残す
文法ノートは、きれいにまとめるためのものではありません。間違えた文を直し、次に同じミスをしないために使います。
おすすめは、ノートを次の形にすることです。
書く内容 | 例 |
間違えた英文 | He have finished lunch. |
正しい英文 | He has finished lunch. |
理由 | 主語がHeなのでhasを使う |
似た例文 | She has finished her homework. |
文法ミスにはパターンがあります。三単現、時制、前置詞、語順など、同じ種類のミスを繰り返していることが多いです。ミスを集めると、自分専用の復習教材になります。

読解は本文を丸暗記する前に構造を見る
NEW TREASUREの本文は、単語も文法もまとまって出てきます。読解が苦手な場合、いきなり全文を日本語訳しようとすると疲れてしまいます。
本文を読むときは、次の順番がおすすめです。
先に題名と段落を見る
本文を読む前に、題名、写真、段落数を確認します。何についての文章なのかを予想してから読むと、内容が入りやすくなります。
たとえば、環境、学校生活、人物紹介、文化紹介など、テーマが分かるだけでも読みやすさが変わります。
1回目は止まらずに読む
最初から知らない単語をすべて調べると、文章の流れが切れます。1回目は細かい意味よりも、次の点を意識します。
誰が出てくるか
何が起きているか
筆者は何を伝えたいか
話の順番はどうなっているか
分からない単語があっても、前後から予想します。読解力は、知らない語をゼロにする力ではありません。文脈から意味を考える力も含まれます。
2回目で文法と単語を確認する
2回目の読みで、文法と単語を丁寧に確認します。関係代名詞、現在完了、不定詞、動名詞など、学んだ文法が本文のどこに使われているかを探します。
このとき、教科書に印をつけるなら、色を増やしすぎない方が見やすくなります。
新出単語
重要文法
意味が取りにくい文
この3種類くらいに絞ると、復習しやすくなります。
音読は意味を考えながら行う
音読はとても効果があります。ただ、声に出すだけでは不十分です。意味を思い浮かべながら読むことで、語順の感覚が育ちます。
おすすめは、次の3段階です。
音声を聞きながら目で追う
音声の後について読む
日本語訳を見ずに意味を考えながら読む
すらすら読めない文は、単語か文法のどちらかで止まっています。そこを見つけることが、読解力を上げる近道です。
NEW TREASUREの復習では、「本文が読めたか」だけでなく、「本文中の単語と文法を別の英文でも使えるか」を確認することが大切です。
福岡塾が重視する中高一貫校向けの個別対策
福岡塾が中高一貫校の生徒に向けて重視するのは、学校ごとの進度と生徒ごとの理解度を分けて見ることです。同じNEW TREASUREを使っていても、学校によって授業の速さ、宿題の量、テストの出し方は異なります。
また、生徒によってつまずき方も違います。
単語は覚えているが、文法問題で失点する
文法問題は解けるが、本文読解に時間がかかる
授業は理解できるが、テスト前に忘れている
英作文になると語順が崩れる
音読や発音に苦手意識がある
同じ「英語が苦手」でも、原因が違えば対策も変わります。福岡塾では、この原因を見極めたうえで、学校教材に合わせた学習計画を立てる考え方を大切にしています。
定期テスト対策と先を見た学習を分ける
中高一貫校では、定期テストの点数だけを追うと、後で苦しくなることがあります。目の前の範囲を覚えるだけでは、次の単元で使えないからです。
必要なのは、次の2つを分けることです。
学習の目的 | 取り組む内容 |
定期テスト対策 | 学校範囲の単語、本文、文法問題、授業プリント |
長期的な英語力 | 音読、例文暗記、英作文、既習文法の復習 |
テスト前は範囲に集中してよいですが、普段の学習では既習内容を少しずつ戻します。中1で習った文法が中2、中3の読解で何度も出てくるからです。
生徒に合う量まで減らしてから増やす
やる気が落ちている生徒に、急に大量の課題を出しても続きません。まずは「毎日できる量」まで減らすことが大切です。
たとえば、英語が苦手な時期は次のように始めます。
単語は1日10個まで
文法は例文3つを音読する
本文は1段落だけ丁寧に読む
間違えた問題を2問だけ解き直す
少なく見えるかもしれません。それでも、毎日続けば確実に積み上がります。慣れてきたら量を増やします。最初から理想の量を求めないことが、継続のコツです。
家庭でできる支え方は管理より確認
保護者が家庭でできることは、英語を教えることだけではありません。むしろ、中高一貫校の英語は内容が進んでいるため、親が細かく教えようとすると親子で疲れてしまうことがあります。
家庭では、次のような確認が役立ちます。
今日の英語で何を習ったか聞く
単語テストの予定を一緒に確認する
音読を1分だけ聞く
テスト後に間違いの種類を一緒に見る
勉強時間よりも続いた日数を見る
「なぜ覚えていないの」と責めるより、「どの単語が残っているか見よう」と声をかける方が、次の行動につながります。
英語は積み上げの教科です。一度つまずいても、戻る場所を見つければ立て直せます。
1週間の学習例で流れを作る
NEW TREASUREの学習は、毎日同じことを長時間やるより、目的を分けると続きやすくなります。
曜日 | 学習内容 |
月曜日 | 新出単語を確認し、音読する |
火曜日 | 文法の例文を読み、形を変えて練習する |
水曜日 | 本文を1回通して読み、内容をつかむ |
木曜日 | 本文中の文法と単語を確認する |
金曜日 | 間違えた問題を解き直す |
土曜日 | 週の単語をまとめて確認する |
日曜日 | 苦手な文だけ音読し、短く復習する |
部活動や習い事がある日は、5分でも構いません。大切なのは、英語に触れない日を増やさないことです。
NEW TREASUREは正しい進め方で強い味方になる
NEW TREASUREは、単語量も文法内容も充実した教材です。だからこそ、ただ進めるだけではなく、復習の仕組みが必要です。
単語は一度で覚えず、短い反復で定着させる。文法は説明だけで終わらせず、例文を使って理解する。読解は全文和訳に頼りすぎず、本文の流れと構造をつかむ。これらを少しずつ続けることで、英語は確実に安定していきます。
福岡塾のように、中高一貫校の進度や生徒ごとの苦手に合わせて学習を組み立てる視点も、NEW TREASURE対策では大きな助けになります。
今日から始めるなら、まずは教科書の本文を1段落だけ音読し、苦手な単語を5個だけ選んでみてください。小さな復習を続けることが、次のテストとその先の英語力につながります。



コメント